今年一本目!

投稿者: | 2007年1月2日

・・・ということで、前からちょっと楽しみにしていたある映画を観た。
デビッド・リンチに触発されたらしい作品であり、結構な話題になったということだったのだが、
はあ、面白くなかったよ。(ということで、題名は書かない。)
最後のオチは、読める人には読めるというありがちなものだったし。
そこかしこに、リンチ風のシーン(暗闇でのセンターラインとか)をちりばめているが、ひねりもないので興醒めだった。
リンチ監督の作品の場合は、センターラインのシーンがこちらの不安や恐怖心をじわじわと煽ってくるのだ。観ているこちらも「来たぞ来たぞ」という感じでワクワクしてくるのだが、この作品の場合は、こちらに喚起させるものが何もなかった。
何だか、残念だ、今年一本目の映画がこの作品とは。