【W-ZERO3[es]で使っているソフト】青空子猫

投稿者: | 2007年12月13日

名称:青空子猫
種別:青空文庫ビューア
サイト:青空子猫

著作権の切れた文学作品をインターネット上で公開している「青空文庫」。その作品を見やすく表示してくれるのがこのソフトである。
ポポペ20JWLを使っているときにも、青空文庫は活用していた。気に入った作品を入れて、出張のときなどの移動時間に読んでいた。
W-ZERO3[es]にもこのソフトを入れて使ってみたら思いのほか快適なのだ。W-ZERO3[es]の画面の大きさがちょうど良く、とても読みやすい。
新たな読書環境として、俺の生活にすんなりと馴染んでしまった。
今読んでいるのは、上の画像にもあるとおり 夏目漱石の「こころ」だ。筋は覚えているが、細かい展開や描写はまったく覚えていなかった。読んでみてびっくりしてしまった。そのストーリー展開のなんとミステリー的なことか。ちりばめられた伏線倒叙的表現の多用。示された謎が徐々に明かされていく過程が実にスリリングだ。新聞に連載されていたらしいが、当時の人はさぞ楽しみにしていたに違いない。
子供のころにも読んだはずなのに楽しんだ覚えが無い。素直に読んでいなかったのだろうか。教科書に載るような作品はつまらないと決めつけていたのではないだろうか。なんとももったいない話だ。
W-ZERO3[es]で夏目漱石をどんどん読むぞ!